ミズホメディーはマイコプラズマ肺炎の画期的検査法が注目されてストップ高

株式市場 銘柄

■診療所など患者に近い診療現場でも簡易迅速かつ高感度な検査が可能に

 感染症検査薬などのミズホメディー<4595>(JQS)は22日急伸し、11時過ぎにストップ高の5130円(705円高)で売買されたまま買い気配を続け、後場は14時にかけてまだ売買が成立していない。手がかり材料としては、22日付で、「遺伝子POCT検査として用いることができるマイコプラズマ核酸キット『スマートジーン Myco』の国内製造販売承認を取得」と発表したことが言われている。

 発表によると、マイコプラズマ肺炎の検査として現在保険収載されている遺伝子検査法は、時間がかかる上、特殊で高価な装置を要することから大学病院など基幹病院や検査センターに限られている。この点で、このたび承認を取得したキットは、小型の専用装置で全ての工程を1つのカートリッジ内で1ステップかつ短時間で行うことを可能としたため、基幹病院のみならず開業医・診療所など患者に近い診療現場において、簡易迅速かつ高感度に実施することができ、早期の確定診断が可能荷なるという。(HC)

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