【株式市場】米FRB新議長に期待強く日経平均は上げ幅200円台を保ちマザーズ指数なども高い

株式
◆日経平均の終値は2万2153円63銭(260円85銭高)、TOPIXは1774.81ポイント(14.28ポイント高)、出来高概算(東証1部)は12億4524万株

チャート4 26日後場の東京株式市場は、円相場がやや強含んだものの、キヤノン<7751>(東1)が一段ジリ高基調となるなど主力株が強く、日経平均も再び強含み、前場の中盤・後半にダレた分を取り戻すような展開になった。2月初に就任した米国のパウエル新FRB議長の初の国会答弁が米東部時間の27日午前10時に行われるとされ、円安再燃の期待もあった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均もそろって高い。

■上場2日目のMマートは公開価格の4.3倍で初値つきその後一段高

 後場は、アステラス製薬<4503>(東1)小野薬品工業<4528>(東1)などの薬品株が総じて一段と強い相場になり、医師向け情報サイトなどのメドピア<6095>(東マ)は業績拡大期待などが言われて高値を更新。アイル<3854>(JQG)は1月中間期の業績発表に期待が強いようで高値を更新。

 上場2日目のMマート<4380>(東マ・売買単位100株)は後場、12時46分に公開価格1240円の約4.3倍の5380円で売買が成立し、2日目で初値がついた。その後一段高となり、本日の高値引けの6800円で終わった。

 東証1部の出来高概算は12億4524万株(前引けは5億9845万株)、売買代金は2兆2469億円(同1兆898億円)。1部上場2067銘柄のうち、値上がり銘柄数は1352(同1200)銘柄、値下がり銘柄数は621(同762)銘柄。

 また、東証33業種別指数は31業種(前引けは30業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、精密機器、医薬品、情報・通信、パルプ・紙、卸売り、電力・ガス、証券・商品先物、鉱業、陸運、化学、その他製品、などとなった。(HC)

 

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■内蔵インヒールで自然な足長効果、フォーマルからビジネスまで対応  青山商事<8219>(東証プラ…
  2. ■デュアル周波数対応で通信の安定性を確保  世界的なDX進展を背景に京セラ<6971>(東証プライ…
  3. ■リアルタイム文字起こしと自動要約で議事録作成を効率化  シャープ<6753>(東証プライム)は2…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■低PER・高配当利回り、不動産・銀行株が市場を牽引  3月の東京都区部消費者物価指数が前年比2.…
  2. ■新年度相場のサブテーマは「物価」?!  米国のトランプ大統領は、「壊し屋」と奉る以外にない。その…
  3. ■新年度相場の初動として注目される値上げ関連銘柄  4月予定の値上げは、原材料価格上昇や物流費増加…
  4. どう見るこの相場
    ■トランプ関税懸念も『総論弱気、各論強気』の市場展開  「トランプ・ディール(取引)」と「トランプ…
  5. ■名変更会社の局地戦相場の待ち伏せ買いも一考余地  今年4月1日以降、来年4月1日まで社名変更を予…
  6. ■あの銘柄が生まれ変わる!市場を揺るがす社名変更、次なる主役は?  「トランプ・トレード」が、「ト…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。