ジェイテックコーポレーションは上場3日目も上値を追い連日高値

株式市場 銘柄

■今6月期の売上高53%増など業績の大幅拡大が注目される

 ジェイテックコーポレーション<3446>(東マ・売買単位100株)は2日も上値を追い、一時11%高の1万2450円(1260円高)まで急伸。2月28日の上場後、毎日上値を追っている。公開価格は2250円、初値は9700円。PERが200倍を超えてきたため注視する姿勢はあるが、バイオメトリクス分野は最先端のため単純なPER比較は当てはまらないと強気の見方もある。

 1993年に設立され、大阪大学・理化学研究所の研究成果の実用化に成功した放射光用X線集光ミラーを中心とした「オプティカル事業」、創業当初から培ってきた独自の細胞培養技術をもとに商品展開してきた各種自動細胞培養装置を中心とした「ライフサイエンス・機器開発事業」、の2つの事業を軸に事業を行ってきた。

 会社発表の今期・2018年6月期の業績見通し(個別)は、売上げ高が前期比52.6%増の12億2300万円、営業利益は同2.5倍の4億1900万円、純利益は同2.2倍の2億8800万円、1株利益は53円72銭。(HC)

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