パイプドHDのグループ会社、ブルームノーツは有料職業紹介事業を開始
- 2018/3/2 12:45
- IR企業情報
■完全オーダーメイドによる人材育成プログラムの構築と運用サポートで、若手社員の早期戦力化を支援
パイプドHD<3919>(東1)のグループ会社、ブルームノーツは、3月1日付で、厚生労働大臣の認可(認可番号:JIS Q 15001:2006)を取得し、有料職業紹介事業を開始した。
ブルームノーツは、完全オーダーメイドによる人材育成プログラムの構築と運用サポートで、若手社員の早期戦力化支援を行っており、採用時に企業が求める人物像と研修終了時の人物像を正確に把握できることで、よりマッチング精度の高い人材紹介に繋げられる。また、以前より顧客企業からこのような人材紹介の相談を受けていたことから、有料職業紹介事業展開することに至った。
人材紹介会社を利用した採用活動では、職業能力の不一致や求人情報の不完全性などにより、求職者と企業との間で雇用のミスマッチが発生することも少なくない。商工中金が発表した「雇用のミスマッチ等についての中小企業の認識調査」によると、雇用のミスマッチが存在する理由として、「応募者が自社の希望する能力水準を満たさない」が61.7%で最も多く、「応募条件を満たす求職者が少ない」が44.5%と続き、応募者の能力・資格面が雇用者側の要求水準を満たさないことがミスマッチの最大の理由となっている。
ブルームノーツは、オーダーメイド人材育成代行事業により人材の育成を支援するとともに、今後は育成のみに留まらず採用まで支援することで、成長企業の人材における経営課題の解決をトータル的に支援していく。
さらに、求職者の「スキル」と「経験」を見える化(スコアリング)し、不足するスキルのインプットをサポートする「スコアリングプラットフォーム」を活用した人材マッチングの展開を予定している。これまでのキャリアに依存せず新しいチャレンジができる機会を提供することで、前向きな意欲がある求職者の新たなキャリア形成の支援が行える事業として展開していく方針。