フォーカスシステムズは業績・配当予想の増額など好感されて大幅反発

株式市場 銘柄

■各セグメントとも受注好調な上プロジェクト管理と生産性向上策なども寄与

 フォーカスシステムズ<4662>(東1)は6日、大幅に反発して始まり、取引開始後に9%高の1006円(88円高)まで上げて1月17日以来の4ケタ(1000円台)回復となった。5日の取引終了後、今期・2018年3月期の業績・配当予想を増額修正して発表し、業績の好調さを改めて好感する動きが広がっている。

 各セグメントとも受注が好調で、徹底したプロジェクト管理と生産性向上策、官公庁向けのサイバーセキュリティ製品の大型受注及びトレーニング受講者の増加などにより、営業利益の見通しは従来予想を19%増額して10.1億円の見込み(前期比では35.9%の増加)とし、純利益は同じく29%増額して6.7億円の見込み(同21.6%の増加)とした。増額後の予想1株利益は47円72銭のため、PERは21倍前後になる。(HC)

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