【株式市場】国会の動きなど注目され日経平均は一時18円高まで浮上するが値を保てず

株式

◆日経平均の終値は2万1789円45銭(34円58銭安)、TOPIXは1739.82ポイント(1.48ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億3950万株

チャート6 13日(月)前場の東京株式市場は、NYダウの反落や国会での「森友文書」を巡る動きが手控え要因とされ、材料株物色の展開になった。トヨタ自動車<7203>(東1)は12日の上げ幅の3分の1押しの水準で始まるなど、主力株は小反落模様。日経平均は取引開始後に123円25銭安(2万1700円78銭)まで軟化し、その後は持ち直して一時18円23銭高(2万1842円26銭)まで浮上したが、前引けは34円58銭安(2万1789円45銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数は日経JASDAQ平均はそろって高い。

 フォーカスシステムズ<4662>(東1)が業績見通し増額などの好業績を評価し直すとされて大きく出直り、パシフィックネット<3021>(東2)は自動翻訳デバイス「ポケトーク」の取り扱い開始などが材料視されて再び急伸。シルバーライフ<9262>(東マ)は株式分割などが好感されて活況高。オプトエレクトロニクス<6664>(JQS)はセルフレジ関連銘柄としての注目が再燃し出直りを拡大。

 東証1部の出来高概算は5億3950万株。売買代金は1兆0073億円。1部上場2070銘柄のうち、値上がり銘柄数は1071銘柄、値下がり銘柄数は894銘柄。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■離職率低下と顧客満足向上を実証、省人化潮流に逆行する人材重視戦略  「丸亀製麺」主力のトリドール…
  2. ■ビーム整形と出力平準化技術を融合し大気揺らぎを克服  NTT<9432>(東証プライム)と三菱重…
  3. ■航続距離650キロを実現、日野が新型FCV大型トラック投入  日野自動車<7205>(東証プライ…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る