ハウスドゥは「ハウス・リースバック」の証券化ファンドなど注目され高値更新

株式市場 銘柄

■年間7000件の問い合わせがあるという成長事業を一段と拡充

 ハウスドゥ<3457>(東1)は15日も続伸し、取引開始後に5%高の3450円(165円高)まで上げ、2日ぶりに上場来の高値を更新した。所有する家を売却と同時にリース契約を結び、そのまま今までと同様に住める「ハウス・リースバック」などを展開し、直近は、14日にハウス・リースバック事業によって取得した個人住宅などの収益不動産を対象とする不動産ファンド「HLBファンド1号」の組成について発表し、注目されている。

 発表によると、ハウス・リースバック事業は、「老後の生活をより豊かにしたい」「相続トラブルを回避したい」などの様々な資金ニーズに応えることができ、年間7000件の問い合わせがあるという。これにより取得した物件を証券化・流動化することで、資産としての財務健全性を確保するなどの効果が得られる。ファンドは、不動産特定共同事業法スキームによる匿名組合方式になり、「優先/劣後出資システム」や組入不動産の生み出す賃貸利益をベースに安全性、安定性を高める工夫を行う。。配当(分配金)は、四半期ごとに収益分配を行い、予定利回り4%~5%を想定している。(HC)

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