【銘柄フラッシュ】富士山マガジンが急伸しenishは未定の今期業績見通しに期待強まりストップ高

株式市場 銘柄

 15日は、東証1部の値上がり率1位にenish(エニッシュ)<3667>(東1)が入り、前12月期の決算発表時点では今12月期の業績見通しを未定としたが、16日発売の「四季報」「会社情報」には数字が出ているはずとされて期待が強まり、後場寄り後にストップ高の15.1%高まで上げて大引けもストップ高。

 2位はヤーマン<6630>(東1)の15.0%高となり、14日発表の四半期決算などが好感されて終値としては17年12月13日以来の2000円台回復。

 3位はサイバーコム<3852>(東1)の14.2%高となり、2月27日から光アクセスサービス「CyberCom 光」の提供を開始し、期待が膨らんだとの見方があり、この発表を好感して2月下旬から3月初にかけて急伸した後も下値が堅かったことなどが言われて2段上げ相場に期待する様子が。

 TBグループ<6775>(東2)は電子看板などのデジタルサイネージ企業だがカプセル型宿泊ボックスも手掛け、このところ6月15日施行の「住宅宿泊事業法」に向けて何かと民泊に関する話題が多いことなどが言われて19.7%高。ファーマフーズ<2929>(東2)は14日発表の中間決算が大幅赤字だったがマーケットの評価は「買い」と出て12.2%高。

 富士山マガジンサービス<3138>(東マ)電通<4324>(東1)との合弁会社設立が好感されて大引けまでストップ高の27.5%高。アクセルマーク<3624>(東マ)は仮想通貨やブロックチェーン技術を活用したオンラインエンターテインメント事業を発表したため注目されてストップ高の23.1%高。

 エージーピー<9377>(JQS)は原発の再稼働による電気料金引き下げへの期待などが言われて21.7%高と急伸。エムケー精工<5906>(東1)は家庭用の全自動パン焼き機が人気との見方や18年7月に創立70周年を迎えることなどが言われて後場ストップ高の16.9%高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る