CRI・ミドルウェアが急伸、イスラエル企業との提携に注目集まる
- 2018/3/16 09:44
- 株式投資ニュース
■IoTサイバー・セキュリティで先進のテラフェンス社と資本業務提携
CRI・ミドルウェア<3698>(東マ)は16日、一段高となって始まり、取引開始後に13%高の2345円(261円高)まで上げて昨年来の高値を更新した。15日付で、イスラエル企業Terafence(テラフェンス社)との資本業務提携を発表。期待が集まっている。
発表によると、テラフェンス社は、IoTサイバー・セキュリティにおける先端技術を有する企業で、IoTデバイスとネットワークの間のデータ通信方向を制御する独自技術によって、強力なファイアウォールの構築を可能にするセキュリティソリューション/マイクロチップ「TFenceTM」を開発し、IoT分野向けに展開。将来的には、医療や自動車向けセキュリティ分野への展開も視野に入れているという。
CRI・ミドルウェアは、ネットワーク監視カメラ市場向けに高度な動画圧縮技術による高圧縮トランスコーダー「CRI DietCoder(ダイエットコーダー)」の展開を進めており、両社の技術やソリューションを組み合わせた「監視カメラ/セキュリティソリューション」を実現する。(HC)