パイプドHDはグループ企業であるエルコインの子会社となるシモキタコインを設立することを決議
- 2018/3/20 12:54
- IR企業情報
■主に下北沢で行われるイベントや商業施設、飲食店等で利用される電子地域通貨を発行
パイプドHD<3919>(東1)は、19日開催の取締役会で、グループ企業であるエルコインの子会社となるシモキタコインを設立することを決議した。
同社では、平成29年12月に電子地域通貨プラットフォーム事業を行うエルコインを設立している。
シモキタコインは、エルコインが提供する電子地域通貨プラットフォームにおける発行事業者第1号となり、主に下北沢で行われるイベントや商業施設、飲食店等で利用される電子地域通貨を発行する。シモキタコインが発行する電子地域通貨は、クレジットカードなど他の電子決済と比べて導入に必要な初期費用や決済手数料を抑えられるため、店舗が手軽に導入できるメリットがある。また、ポイントシステムの利用による再来店の促進や、スマートフォンを用いた投げ銭やチップ等の新しい取引の創出を企図している。
同社連結子会社であり、地域密着型Webサイト・アプリ「I LOVE 下北沢」を運営するアイラブと協力して、下北沢地域内の店舗及び地域外より訪れる人々の利便性と楽しさの実現を目指す。さらに、シモキタコインは、地域の商店や金融機関の資本参加を視野に入れており、地域とともに経済の活性化を推進する。
なお、エルコインは、下北沢を皮切りに、電子地域通貨プラットフォーム事業を各地域に展開していく計画。
会社設立は、3月26日を予定している。