インプレスホールディングスが高値に迫る、業績見通しの増額を好感

株式市場 銘柄

■メディア事業の広告収入など堅調に推移し有価証券売却益も

 インプレスホールディングス<9479>(東1)は22日、大きく出直って始まり、取引開始後に16%高の268円(36円高)まで上昇。東証1部銘柄の値上がり率1位に躍り出た。20日の取引終了後に今期・2018年3月期の連結業績見通しを増額修正して発表し、経常利益は従来予想の1.0億円を1.5億円の見込みとし、注目されている。

 書籍販売及びメディア事業の広告収入が堅調に推移し、大型季節商品の返品が想定内に収まる見込みであること、また、投資有価証券売却益を計上することから、今3月期の純利益の見通しは2.0億円を3.5億円に引き上げた。

 3月13日に2015年以来の高値になる279円まで上げており、今朝は再びこの高値に接近している。日経平均などが調整基調の中で、業績の好調な銘柄を選別買いする動きに乗っている。(HC)

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