免疫生物研究所が後場急伸、新規モノクロ―ナル抗体の発売を好感

株式市場 銘柄

■3月21日から開催の再生医療学会で共同発表

 免疫生物研究所<4570>(JQG)は22日の後場、急伸して始まり、取引開始後に24%高の1260円(240円高)まで上げてJASDAQ銘柄の値上がり率トップに躍り出た。11時30分に、「多能性幹細胞マーカー SSEA-3に対する新規抗体Anti-SSEA-3 (15B11) Mouse IgG MoAbの製品販売開始のお知らせ」を発表し、がぜん注目されている。本日のストップ高は300円高の1320円。

 発表によると、株式会社生命科学インスティテュート()と共同でMuse細胞の分離・精製等に関わる研究を続けてきた中で、その成果として、Muse細胞のマーカーの1つとして用いられているSSEA-3(Stage Specific Embryonic Antigen-3)に対する特異的なIgGクラスの新規モノクロ―ナル抗体を、世界で初めて作製することに成功した。その成果を平成30年3月21日から開催の再生医療学会で共同発表を行い、3月22日より研究用試薬として全世界に向けて、一般販売を開始する。(HC)

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