【銘柄フラッシュ】免疫生物研究所が急伸しシンシアは発行株数の10%上限の自社株買いが好感されてストップ高

株式市場 銘柄

 22日は、東証1部の値上がり率1位がプロシップ<3763>(東1)の17.9%高となり、このところ、日清食品ホールディングス<2897>(東1)が2018年4~6月期の決算から「IFRS(国際会計基準)」の適用を発表するなど、IFRSへの移行が増える傾向があるため同社の会計ソフトが脚光を集める可能性などが言われ、一時2日連続ストップ高の20.5%高まで上げて大引けも17.9%高。

 2位はシンシア<7782>(東1)となり、発行済み株式総数の10.20%もの株数を上限とする自社株買いが好感されてストップ高の15.9%高。

 3位は日本フイルコン<5942>(東1)の14.5%高となり、第1四半期の業績に期待が強まったとの見方があり、発表が4月2日の予定のため日柄的な妙味も言われて急伸。

 セーラー万年筆<7992>(東2)は3月初に「継続前提の注記」解消を発表しており、業績回復への期待が再燃と言われて再び急伸し14.6%高。省電舎ホールディングス<1711>(東2)も今3月期の完全黒字化見通しなどへの期待が再燃とされて10.4%高。

 バーチャレクス・ホールディングス<6193>(東マ)は大手金融機関によるブロックチェーン技術開発積極化の報道が連想をカキ立てたとの見方があり材料視されて12.6%高。オークファン<3674>(東マ)は本日上場したブランド品買取り販売のSOU<9270>(東マ・売買単位100株)が好調なことなどが言われて8.3%高。

 免疫生物研究所<4570>(JQG)は新規モノクロ―ナル抗体に関する発表が注目されて一時ストップ高まで上げ大引けも26.4%高。ウチダエスコ<4699>(JQS)は教科書のデジタル化などが言われて11.1%高となり約1ヵ月ぶりに上場来の高値を更新した。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る