23日上場のファイバーゲートは買い気配のまま公開価格の56%高(11時現在)

株式市場 IPO 鐘

■賃貸物件や商業施設向けWi-Fiサービスを展開

 23日、新規上場となったファイバーゲート<9450>(東マ・売買単位100株)は、Wi-Fiソリューションの総合サービス企業として、2つの通信サービス関連事業(集合住宅や賃貸住宅など向けのレジデンスWi-Fi事業、商業施設などに向けたフリーWi-Fi事業)を中心に展開している。

 公開価格は1050円。買い気配で始まり、11時現在も買い気配のまま公開価格を56%上回る1633円の買い気配。まだ初値はついていない。

会社発表の今期・2018年6月期の業績見通し(連結)は、売上高が前期比31.1%増の36億5300万円、営業利益が同11.8%増の4億200万円、純利益は同15.0%増の2億4000万円、1株利益は63円38銭。

 公開価格はPER16.6倍になり、ワイヤレスゲート(9419)のPER25倍前後などが目標になっているようだ。(HC)

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