【株式市場】NYダウの大幅続落を受け日経平均は一時270円安のあと次第に持ち直す

株式

◆日経平均は2万535円88銭(81円98銭安)、TOPIXは1652.64ポイント(12.30ポイント安)、出来高概算(東証1部)は7億6182万株

チャート10 26日(月)前朝の東京株式市場は、前週末のNYダウが424ドル安となり、その前日の724ドル安に続いて大幅続落となったため、株価指数の先物が先行安し、日経平均は194円安で始まったあと270円37銭安(2万347円49銭安)まで下押す場面があった。しかし、その後は、1ドル104円台の円高をとらえて国内輸入企業などからの円売り・ドル買いが増加とされて円安基調となったため、日経平均は次第に持ち直し、前引けは81円98銭安(2万535円88銭)となった。東証2部指数、東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安いが、前引けにかけてはかなり回復した。

 生化学工業<4548>(東1)の画期的な腰椎椎間板ヘルニア治療剤の発表を受け、これを販売する科研製薬<4521>(東1)が上げ、王子ホールディングス<3861>(東1)などの紙パ株は大手証券による投資判断の引き上げなどを受けて高い。ファイバーゲート<9450>(東マ、3月23日上場、売買単位100株)は上昇2日目にして初値がつき、上場3日目のSOU<9270>(東マ・3月22日上場、売買単位100株)は連日高値を更新。

 東証1部の出来高概算は7億6182万株。売買代金は1兆3230億円。1部上場2083銘柄のうち、値上がり銘柄数は397銘柄、値下がり銘柄数は1630銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る