パイプドHDのグループ企業、エルコインは3月26日に子会社となるシモキタコインを設立し、業務を開始
- 2018/3/27 14:58
- IR企業情報
■下北沢で行われるイベントや商業施設、飲食店等で利用される電子地域通貨を発行
パイプドHD<3919>(東1)のグループ企業、エルコインは、3月26日に子会社となるシモキタコインを設立し、業務を開始した。
エンコインは2017年12月より電子地域通貨プラットフォーム事業を開始し、キャッシュレス決済の導入が難しいとされる小規模店舗も含め、地域ぐるみで電子地域通貨を循環できるよう、開発・実用化を進めてきたが、今回、エルコインが提供する電子地域通貨プラットフォームにおける発行事業者第1号として、シモキタコインを設立し、下北沢で行われるイベントや商業施設、飲食店等で利用される電子地域通貨を発行する。
シモキタコインが発行する電子地域通貨は、クレジットカードなど他の電子決済に比べて導入に必要な初期費用や決済手数料を抑えられるため、個人経営の小規模店舗でも手軽に導入することができる。また、これまで下北沢の商店街では導入のハードルが高かったポイントシステムを低コストで提供できるため、地域ぐるみでポイント活用の促進が予想される。飲食や買い物での決済をスムーズにするのはもちろん、ポイントシステムの利用による再来店の促進や、スマートフォンを用いた路上ライブの投げ銭など、新しい取引の創出も予定している。