【新規上場(IPO)銘柄】SOUは22日に東証マザーズに上場、買取拠点拡充等で中期的な成長見込む

株式市場 IPO 鐘

 SOU<9270>(東マ)は、3月22日に東京証券取引所マザーズに上場した。同社は「そうきたか!をつくる。」をミッションに掲げ、他に追随するのではなく常に世の中に「驚き×納得=そうきたか!」を与えられるような企業であることを念頭に、リユース業界においてブランド品や貴金属、骨董・美術品の買取・販売を行っている。

 買取店舗にて一般の顧客から買い取った商品を自社内で修理・検品し、主に自社開催のオークションにて国内外の業者に卸販売を行う、独自のビジネスモデルを構築している。また、これまでの買取店舗のイメージを覆す明るく洗練された店舗づくりや、SNSを利用した査定サービスを導入、さらには過去から現在までの持ち物の価値を見える化し、モノを資産として管理するアプリの運営など、リユース業界の常識に捉われない新たな発想で事業を拡大している。

 今2018年8月期第1四半期業績実績は、売上高75億9000万円、営業利益5億9800万円、経常利益6億0100万円、純利益3億9100万円に着地。

 今18年8月期業績予想は、売上高297億3200万円(前期比31.1%増)、営業利益16億9300万円(同64.4%増)、経常利益17億1000万円(同50.1%増)、純利益11億2200万円(同96.6%増)を見込む。上場で調達する資金は店舗数の拡大やシステム投資などに充てる計画。年間配当予想は、業績に応じた配当(前期は期末一括88円を実施)を予定している。

 株価は、上場初日の22日に公開価格3300円を24.2%上回る4100円で初値をつけ、23日安値3570円と下落した後、27日高値5240円と上昇している。国内シェアNo.1の獲得とグローバル化を推進するため、2017年8月期第1四半期の55店舗体制を19年8月期までに70店舗超へ拡大し、買取拠点拡充による同社コアビジネスのさらなる拡充のほか、資産管理アプリ「miney(マイニー)」による潜在顧客へのアプローチ、現在5%程度の海外売上比率を拡大し、海外ビジネスの強化による新たな成長の柱の構築に取り組んでおり、中期的な成長が期待される。4200円割れが目先の下値となった感はあり、再度上値を試すか注目されそうだ。(株式評論家・信濃川)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■オーダーメイド開発と人材リスキリングで業務変革を伴走支援  ベルシステム24ホールディングス<6…
  2. ■調査件数拡大と効率化で追徴税額1431億円  国税庁は12月、令和6事務年度における所得税および…
  3. ■企業の6.5%がクマ出没による業務影響と回答、宿泊業で4割に迫る  東京商工リサーチ(TSR)は…
2026年1月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

ピックアップ記事

  1. ■AI以外に目を向けよ、割安株に潜む上昇機会  1980年代のバブル相場では、産業構造改革で「軽薄…
  2. ■利上げと解散総選挙、日本経済の分岐点迫る  今週は、運命の1月22日、23日が控えている。1月2…
  3. ■上場来高値更新の金先物、産金・再資源化・再販株に資金集結  当コラムでは昨年来、何度も金関連株を…
  4. ■地政学リスクの影が迫る市場、ヘッジ先は金関連株にあり  しばしばニュースで報じられる高齢ドライバ…
  5. ■金融政策転換が映す相場の地殻変動、投資視点は次の段階へ  長期にわたり株式市場を押し上げてきた金…
  6. ■為替が握る業績相場の行方、円安継続が選別相場を加速  株式市場が金融環境主導の相場から業績重視の…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る