ホットランドは調整一巡感、18年12月期増益予想
- 2018/3/29 06:22
- 株式投資ニュース
ホットランド<3196>(東1)は、たこ焼き「築地銀だこ」ブランドの飲食チェーンを主力としている。18年12月期増益予想である。不調事業の閉店で減収だが全体の収益性が改善する。株価は水準を切り下げたが調整一巡感を強めている。
■たこ焼き「築地銀だこ」ブランドが主力
たこ焼き「築地銀だこ」ブランドの飲食チェーンを主力として、冷凍たこ焼きの製造販売事業、海外事業も展開している。17年12月期末の店舗数は国内580店舗(直営269店舗、PC157店舗、FC154店舗)、海外62店舗である。北米はアークランドサービスホールディングス<3085>と合弁で展開する。
■18年12月期増益予想
18年12月期の連結業績予想は、売上高が17年12月期比1.3%減の320億円、営業利益が13.2%増の12億50百万円、経常利益が6.9%増の11億50百万円、純利益が17.5%増の5億円としている。
主力ブランド「築地銀だこ」に経営資源を集中し、不調事業である銀のあん、キャッシュおよびコーヒー事業の閉店を進める。不調事業の閉店で減収だが、全体の収益性が改善して増益予想である。
■株価は調整一巡感
株価は戻り高値圏1500円台から反落して水準を切り下げたが、1200円台で調整一巡感を強めている。3月28日の終値は1290円で、今期予想連結PERは約48倍、時価総額は約238億円である。
日足チャートで見ると戻りを押さえていた25日移動平均線突破の動きを強めている。調整が一巡したようだ。(MM)