29日上場の和心は買い気配のまま公開価格の40%高(10時20分現在)

株式市場 IPO 鐘

■日本文化の薫るアクセサリーなどをオリジナルブランドで創作販売

 29日、新規上場となった和心(わごころ)<9271>(東マ・売買単位100株)は、日本文化の薫るアクセサリーなどを手作りのオリジナルブランドとして創作販売する「かすう工房」や「かんざし屋wargo」「北斎グラフィック」などを展開し、店舗数は2018年3月29日現在で66店舗(期間限定店舗除く)。

 公開価格は1700円。買い気配で始まり、10時20分現在は公開価格を40%上回る2380円の買い気配。まだ初値はついていない。

 会社発表の今期・2018年12月期の業績見通しは、売上高が前期比44.2%増の35億8800万円、営業利益が同44.8%増の3億5000万円、純利益は同41.7%増の2億1300万円。1株利益は79円55銭。

 公開価格はPER21.4倍になり、スマートフォンの周辺グッズを扱うHamee(3134)のPER31倍前後などが参考になるようだ。(HC)

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