神戸天然物化学は新規抗がん剤候補に関する特許が注目され後場もストップ高続く
- 2018/3/30 15:10
- 株式投資ニュース
■大阪大学と共同で創製した阻害剤の特許をライセンスしロイヤリティなど受領へ
神戸天然物化学<6568>(東マ)は30日、11時過ぎにストップ高の4310円(700円高)で売買されたまま、14時を過ぎてもストップ高買い気配に張り付いている。医薬分野、情報電子分野で用いる機能性を持った化学品及びその中間体の開発支援などを行い、29日付で、新規抗がん剤候補に関する特許のライセンスによりマイルストン及びロイヤリティを受領することになると発表。注目された。
3月15日に新規上場し、3月20日以来の上場来高値更新となった。発表によると、大阪大学と共同で創製したがん細胞に特異的に発現するアミノ酸トランスポーターLAT1の阻害剤に係わる特許について、ジェイファーマ株式会社(本社:横浜市)との間で再実施許諾権付独占的実施許諾契約を締結し、神戸天然物化学及び大阪大学はジェイファーマより契約一時金、マイルストン及びロイヤリティを受領する。(HC)