【株式市場】電気・精密株などが伸び悩み日経平均は大引け間際に軟化し小幅安反落

株式

◆日経平均は2万1388円58銭(65円72銭安)、TOPIXは1708.78ポイント(7.52ポイント安)、出来高概算(東証1部)は9億5673万株

 4月2日後場の東京株式市場は、三井住友フィナンシャルグループ<8216>(東1)などの大手銀行株や証券株がやや値を消して始まり、前場の上げをけん引した自動車株や電気・精密株なども13時頃から伸びきれない様子を見せ、日経平均も後場寄り後の143円17銭高(2万1597円47銭)を上値に一進一退となった。大引けにかけては、週明けの米国株式が気になる様子もあったようで軟調に転じてしまった。前週末の295円高から小反落。東証2部指数、日経JASDAQ平均は高いが、マザーズ指数は反落した。

 後場は、パイプドHD<3919>(東1)が東京・下北沢で使える「シモキタコイン」や政治関連の世論調査サービスなどに注目が再燃する形で一段高となり、旅工房<6548>(東マ)は中後年の需要などが言われて一段高。日本ラッド<4736>(JQS)は台湾企業との事本業務提携が材料視されて一段高。

 東証1部の出来高概算は9億5673万株(前引けは4億5370万株)。売買代金は1兆6740億円(同7587億円)。1部上場2081銘柄のうち、値上がり銘柄数は653(同1012)銘柄、値下がり銘柄数は1346(同975)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は5業種のみ(前引けは23業種)となり、値上がり率上位の業種は、その他製品、空運、電力・ガス、保険保、化学、となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る