ソニーは出資先企業のNY上場による売却益が注目されて反発
- 2018/4/4 09:24
- 株式投資ニュース
■ソニーミュージックが保有するスエーデン企業が株式を上場
ソニー<6758>(東1)は4日、反発して始まり、取引開始後に5239円(89円高)まで上げて2日ぶりに5200円台を回復している。4日朝、ソニーミュージックエンタテインメントが株式を保有するスウェーデン企業が米国東部時間の4月3日、ニューヨーク証券取引所に上場し、株式売却益などを計上する見込みと発表。注目されている。
発表によると、ソニーミュージックエンタテインメントが株式を保有するスエーデン企業はSpotify Technology S.A.(以下「Spotify」本社スウェーデン、ストックホルム)で、ソニーミュージックは上場時点で発行済み株式総数の5.707%(完全希薄化した場合5.082%)を保有。同日、当該保有分のうち17.2%を売却した。これによる売却益の概算は約1050億円と試算される。Spotify社の株価が今後も値上がりを続ける場合は株式評価益も注目されることになる。(HC)