【株式市場】NYダウの大幅高など受け日経平均は上げ幅を300円台に拡大

株式

◆日経平均は2万1667円83銭(348円28銭高)、TOPIXは1725.42ポイント(19.29ポイント高)、出来高概算(東証1部)は7億2889万株

チャート13 5日(木)前場の東京株式市場は、NYダウが取引時間中の500ドル安から切り返して230ドル高となったため、米中間の貿易摩擦に対する懸念が後退し、日経平均はいきなり2万1500円台に乗り221円高で始まった。その後ダレたが、米中摩擦によって大豆、コーン、小麦などの穀物市場が下げたため、10時過ぎから日清製粉グループ本社<2002>(東1)日清オイリオグループ<2602>(東1)などが一段高。株価指数の先物にヘッジファンドの買いも言われ、日経平均は上値を追って前引けは348円28銭高(2万1667円83銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 ペッパーフードサービス<3053>(東1)などのステーキ、焼き肉チェーンも上げ、豆腐の篠崎屋<2926>(東2)も急伸。クラウドワークス<3900>(東マ)は副業解禁の機運に乗り7日続伸。山陽百貨店<8257>(JQS)は地盤の姫路で総合小売り大手の撤退があっ多ことなどが思惑材料視されて一段高。

 4日、新規上場となったビープラッツ<4381>(東証マ・売買単位100株)は上場2日目も買い気配のまま初値が付かず、前引けは公開価格2200円の3.9倍の8700円で買い気配。

 東証1部の出来高概算は7億2889万株。売買代金は1兆2487億円。1部上場2081銘柄のうち、値上がり銘柄数は1408銘柄、値下がり銘柄数は590銘柄となった。(HC)

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