【銘柄フラッシュ】ヴィンクスなど急伸し最近上場の要興業や和心も高い

株式市場 銘柄

 9日は、ヴィンクス<3784>(東1)がストップ高の21.0%高となって東証1部の値上がり率1位に躍進し、無⼈店舗(省⼈化)向け決済システムに加え、4月4日から6日に開催された「第2回AI・人工知能EXPO」で公表との見方があり5日に続きストップ高。

 2位は大阪有機化学工業<4187>(東1)の12.6%高となり、6日発表の四半期決算の2ケタ増益などが言われて戻り高値を更新。

 3位はセラク<6199>(東1)の11.9%高となり、6日発表の第2四半期決算の大幅増益などが好感されて戻り高値を更新。

 要興業<6566>(東2)は東京都のゴミ処理受託の大手で、首都圏の処理施設でゴミ処理発電などに取り組む好業績銘柄として3月決算の発表などが注目されて大きく出直り10.1%高。パシフィックネット<3021>(東2)ソースネクスト<4344>(東1)が開発した話しかけるだけで指定した言語へ瞬時に翻訳し音声で返答する手のひらサイズの通訳デバイス「POCKETALK(ポケトーク)」の取り扱い開始などが材料視されて再び出直り8.4%高。

 和心(わごころ)<9271>(東マ)は今期・2018年12月期の業績見通しを売上高44%増と見込むなど大幅拡大の見通しで、3月29日に上場したことも併せて米中貿易摩擦の影響が相対的に小さいとされて出直りを強め8.9%高。ファンデリー<3137>(東マ)は健康食カタログを置く医療機関などの紹介ネットワークが2万ヵ所を突破したことなどが引き続き好感されて8.4%高と急反発。

 サムシングホールディングス<1408>(JQG)ITbook<3742>(東マ)との経営統合が注目されてストップ高の16.4%高。クレオ<9698>(JQS)は3月末にAI(人工知能)などを駆使した事務系業務のロボット化(RPA:ロボティック・プロセス・オートメーション)に取り組むとし、3月27日に新規上場のRPAホールディングス<6572>(東マ)が強いことも手伝い13.2%高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る