全国の学生を対象に賃貸物件のリノベーション案を募集開始
- 2018/4/11 11:35
- IR企業情報
◆ラ・アトレと(株)小泉、「第4回学生実施コンペ」を開催
ファミリーマンションやタウンハウスなどのラ・アトレ<8885>(JQG)は11日、全国の学生を対象に賃貸物件のリノベーション案を募る学生実施コンペ「すむ+かたち」(第4回)の作品募集を4月11日から開始するとした。締切は2018年6月18日。今回の設計対象物件は、東急東横線「自由が丘」駅から徒歩6分の4階建て賃貸集合住宅の一室(35平方メートル)。40年を超える物件を自由な発想でリノベーションしてもらう。
今回のコンペでは、設計の対象として【専用庭(14平方メートル)付き】を選定。専用庭があることにより、これまでの「1室のみ」とは違った設計デザインの可能性・発展性・自由度が大きく拡がるとした。
応募資格は、応募時に大学・大学院・短期大学、専門学校等に在籍している学生。個人、グループは不問。同一人物による複数点の応募可。未発表の作品に限る。審査・発表等スケジュールは、提案書締切が2018年6月18日、一次審査の結果発表は7月初旬の予定。二次審査(公開審査・結果発表)は8月初旬の予定(詳細は公式HPhttps://www.sumu-katachi.com/)。
審査は、建築家で芝浦工業大学教授・原田真宏氏を審査委員長とし、建築家でツバメアーキテクツ代表・山道拓人氏、インテリア・デザイン・建築誌コンフォルト編集長・多田君枝氏、建築家でトミトアーキテクチャ代表・冨永美保氏、建築家で本多健建築設計室代表・本多健氏ほかが選定。最優秀賞1点のほか、優秀賞を5点ほど、佳作を10点ほど選定する。最優秀者は実施プロジェクトへ進み、プロジェクトの完了まで携わることができる。
第4回学生実施コンペは、住宅設備機器のリーディングカンパニーである株式会社小泉(東京都杉並区)と共催し、人材不足と言われる建築業界において、次世代を担う学生の人材育成、および支援を目的とした社会貢献活動の一環として当コンペを実施している。
今回は、ビジネスパートナーである株式会社小泉とともに、「学生と実社会が接点を持つ機会を創出するとともに、より実践的な学びの場を提供することで、建築業界を志す学生に実際の施工等を経験してもらい、今後の成長に繋げていただきたい」、との両社の想いが合致したことにより、アライアンスが実現した。
ラ・アトレは、フランス語で「魅力」を意味する。株式会社ラ・アトレは1990年設立。リノベーションマンション事業のパイオニアとして創業27年目を迎えた。専門化が進む不動産業界にあって、いち早く事業の多角化に取り組み、新築分譲マンション事業から中古住宅の再生、不動産管理まで全方位の事業ポートフォリオを構築し、「総合不動産会社」として新たなビジネスモデルを確立、多彩な不動産事業を展開している。(HC)