アルコニックスは南鳥島のレアアース巨大鉱床など材料視され続伸

株式市場 銘柄

■商社から総合企業へと大きく変貌し最高を更新する見込み

 アルコニックス<3036>(東1)は11日、2064円(59円高)まで上げて続伸基調を続け、14時を過ぎても2000円台で強い値動きとなっている。レアアース、レアメタルをはじめ、非鉄金属の商社機能と製造業を兼ね備えた総合企業で、「南鳥島のレアアース数百年分、東大など調査」(産経ニュース2018年4月11日7時55分配信より)などと伝えられ、材料視された。

 同社は2010年代に入り、中国やベトナムでの現地法人設立や米国企業の子会社化を行い、さらに、アルミ・銅スクラップ事業会社や溶業会社、精密加工会社の子会社化を進め、商社から総合企業へと大きく変貌している。2018年3月期の連結業績は純利益が2期ぶりに最高を更新する見込みだ。(HC)

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