エスプールは障がい者の法定雇用率引き上げも材料視され8%高
- 2018/4/13 14:06
- 株式投資ニュース
■3月までの2.0%から4月新年度は2.3%になりさらに引き上げの予定
エスプール<2471>(JQS)は13日の後場寄り後に8%高の1540円(111円高)をつけ、4日続伸基調となっている。物流アウトソーシング、コールセンター業務などのほか、障がい者雇用支援・就労移行支援サービスも行っており、業績は連続最高益の見通し。このところは、4月新年度から障がい者の法定雇用率が従来の2.0%から2.2%に引き上げられたことも追い風として注目されている。
厚生労働省のHPなどによると、一定の従業員数以上の事業主には、「法定雇用率以上の割合で障害者を雇用する義務があり」「この法定雇用率が、平成30年4月1日から以下のように変わり」、民間企業は2.0%から2.2%になった。さらに、留意点として、向こう3年以内に再引き上げが行われ2.3%になるとある。
株価は波状高が続き、4月4日に株式分割などを調整した後の上場来高値をつけた。直近は、この上昇基調の波の谷間から再び出直ってきた形のため、チャート妙味も強いようだ。(HC)