ビープラッツはまだ高い日が一日しかなく売られ過ぎの見方

株式市場 銘柄

■決算発表で示す今期見通しなど意識して逆張り買いの様子

 ビープラッツ<4381>(東マ)は16日、反発して始まり、取引開始後に6650円(300円高)まで上げている。4月4日に上場し、PERが100倍を超えることもあり、高かった日がまだ一日しかないまま続落してきたが、さすがに売られ過ぎとの見方が出ている。

 サブスクリプション(継続従量課金)のための統合プラットフォーム「Bplats(ビープラッツ)」などを展開し、2018年3月決算の発表は5月中旬の予定。上場時に開示した見通しは、売上高が前期比9.0%増の5億5000万円、営業利益は黒字転換し3800万円、純利益も黒字転換し3700万円、1株利益は38円24銭。

 この業績見通しに基づくPERはいぜん100倍を大きく超えるが、マーケットのPER判断はすでに今期ベースに移っている。このため、決算発表で示す今期見通しなどを意識して逆張り買い、突っ込み買いを打診する動きが出てきたとの見方が出ている。

 上場初日は買い気配のまま初値がつかず、2日目に公開価格2200円の4.6倍の1万円ちょうどで初値がついた。高値は1万2440円(4月6日)。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る