新日本建物は業績見通しの大幅増額が好感されて戻り高値を更新

株式市場 銘柄

■18年3月期、流動化事業など好調で純利益は55%増額

 新日本建物<8893>(JQS)は17日、急伸し、12%高の430円(47円高)まで上げて戻り高値を更新した。16日の取引終了後、集計中の2018年3月期の業績予想を大幅に増額修正して発表し、注目が再燃している。営業利益は従来予想を33%上回る11.7億円の見込み(前期比では40.1%の増加)とした。

 18年3月期は、流動化事業において新規物件の取得・販売が好調に推移し、予想を上回る引き渡し件数になったことなどから、売上高は従来予想を12%増額して149.9億円の見込み(前期比では32.6%の増加)とし、純利益は同じく55%引き上げて10.7億円の見込み(同59.9%の増加)とした。1株利益は53円75銭の見込み。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る