ツナグ・ソリューションズは底固め完了して出直り期待、18年9月期増収増益予想
- 2018/4/20 07:51
- 株式投資ニュース
ツナグ・ソリューションズ<6551>(東マ)は、アルバイト・パート採用代行サービスを主力としている。18年9月期は需要が高水準に推移して増収増益予想である。株価は底固め完了して出直りが期待される。
■アルバイト・パートの採用代行サービスが主力
アルバイト・パート専門に採用・定着・育成を提案するコンサルティング会社である。アルバイト・パート採用代行サービスのRPO(リクルート・プロセス・アウトソーシング)事業を主力として、人材派遣、短期アルバイト専門求人サイト「ショットワークス」運営、コンビニ店舗運営・研修なども展開している。
17年9月期のRPO事業の顧客数は283社、総店舗数は約7.5万店舗、利用応募者数は80万名超だった。18年1月にはスタープランニングを子会社化、またEmotion Techと資本業務提携した。
■18年9月期は利益を減額修正したが増収増益予想
18年9月期連結業績予想(2月14日に売上高を増額、利益を減額修正)は、売上高が17年9月期比21.5%増の84億79百万円、営業利益が19.9%増の3億62百万円、経常利益が16.4%増の3億26百万円、純利益が15.2%増の1億59百万円としている。
スタープランニングを子会社化したことに伴い、同社株式取得費用やのれん償却費用を計上するため利益を減額修正したが、需要が高水準に推移して増収増益予想である。なお17年9月末から株主優待制度を導入する。
■株価は底固め完了感
株価(18年1月1日付で株式3分割)は安値圏でモミ合う形だが、1200円近辺で底固め完了感を強めている。4月19日の終値は1299円、今期予想連結PERは約60倍、時価総額は約95億円である。
週足チャートで見ると1200円近辺が下値支持線の形だ。そして13週移動平均線突破の動きを強めている。底固め完了して出直りが期待される。(MM)