【株式市場】朝方は軟調だったが次第に持ち直し日経平均は一時70円高

株式

◆日経平均は2万2222円13銭(30円95銭高)、TOPIXは1754.44ポイント(4.26ポイント高)、出来高概算(東証1部)は7億4927万株

チャート13 20日(金曜)前場の東京株式市場は、米国の長期金利が約1ヵ月ぶりの水準に上昇し、NYダウが2日続落したことなどがあり、日経平均は42円安で始まった直後に114円55銭安(2万2076円63銭)まで下押す場面があった。半面、日米首脳会談でトランプ大統領が円安誘導の疑念などには触れなかったとされて円相場が安定し、任天堂<7974>(東1)などが堅調に推移。同社株は日経225採用ではないが、日経平均は次第に持ち直して堅調転換し、11時20分頃に70円17銭高(2万2261円35銭)まで上げた。前引けも30円95銭高。東証2部指数は小安いが、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 日本郵船<9101>(東1)が国際運賃指標の上昇などを受けて3日続伸基調になるなど海運株が強く、農業総合研究所<3541>(東マ)は引き続き日本郵便・四国支社との提携が注目され大幅続伸。昭栄薬品<3537>(JQS)は3月決算予想と配当予想の増額が好感されて急伸。

20日、東証マザーズに新規上場したHEROZ(ヒーローズ)<4382>(東マ・売買単位100株)は買い気配のまま初値が付かず、公開価格4500円の71%高の7710円の買い気配。

 東証1部の出来高概算は7億4927万株。売買代金は1兆2557億円。1部上場2082銘柄のうち、値上がり銘柄数は1201銘柄、値下がり銘柄数は782銘柄となった。(HC)

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