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ミロク情報サービスの子会社、MWI提供のアカウントアグリゲーション・サービスが「ツカエルシリーズ」に採用され、連携を開始
- 2018/4/20 12:06
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■MJSグループ外の企業にもATを提供
ミロク情報サービス(MJS)<9928>(東1)の子会社であるMiroku Webcash International(以下、「MWI」)が提供するアカウントアグリゲーション・サービス『Account Tracker(AT)』が、ビズソフト株式会社が販売する会計ソフト「ツカエルシリーズ」に採用され、4月23日から連携を開始する。MWIは、MJSグループ外の企業にもATを提供することで、会計ソフト市場での展開を図る。
アカウントアグリゲーションは、異なる金融機関の複数の口座情報を一元管理するサービス。利用者は自身が持つそれぞれの金融機関のWebサービスのID・パスワードをアカウントアグリゲーション・サービスのセンターに登録することにより、その後は各金融機関のアカウントページにログインすることなく、複数の金融アカウント情報を一目で確認できる。
ATは、金融情報のハブとしてさまざまな関連サービスの価値向上を可能にする。同種のサービスを各種ソフトウェアにエンジンとして提供する企業は日本国内でも数社にとどまり、MWIの特徴的なサービスといえる。
今回の「ツカエルシリーズ」へのATの導入により、ビズソフトが販売する会計ソフト、青色申告ソフトにおいて、銀行の入出金や残高、クレジットカードの取引明細などの金融情報を自動取得し、仕訳データとして取り込むことが可能になる。これにより、顧客の経理業務の効率化が図れる。
ATは、近年増加している家計簿アプリなどのFinTechサービスと組み合わせることにより、家計管理をサポートする。また、企業においては会計ソフトやERPシステムとの連携により、入出金管理やリアルタイムでの資金情報の把握、データの自動仕訳等による、経理業務の効率化を図る。会計ソフトへの導入の他にも、経費精算や債権管理などのソリューションへの応用などが可能である。