リファインバースは今期18年6月期業績予想の下方修正を発表

■新工場の初期設備不具合の発生等の影響

 リファインバース<6531>(東マ)は20日引け後、今期18年6月期業績予想の下方修正を発表した。

 要因としては、新工場の初期設備不具合の発生とその解消に想定以上の時間を要した影響により、再生樹脂製造販売事業の収益が大幅に悪化したことを挙げている。

 その結果、売上高は前回予想を1億58百万円下回る24億91百万円(前期比8.6%増)、営業利益は2億59百万円下回る1億10百万円(同60.8%減)、経常利益は2億23百万円下回る1億円(同62.2%減)、純利益は1億29百万円下回る1億37百万円(同56.6%減)と増収ながら大幅減益を見込む。

 しかし、既に、2月の設備改修工事により不具合は解消し、新工場が安定稼働していることで、業績は回復してきており、3月度速報値では再生樹脂製造販売事業におけるカーペットタイル回収量、産業廃棄物処理事業における受注件数、新規事業の製鋼副資材の生産・出荷数量など各事業における主要KPI(重要目標達成指標)が単月ベースで過去最高値を記録するなど、良好な事業環境が続いていることから、来期の好業績が期待できそうである。

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