ウェーブロックホールディングスは自律調整一巡、18年3月期大幅増益予想で19年3月期も収益拡大期待
- 2018/4/23 06:27
- 株式投資ニュース
ウェーブロックホールディングス<7940>(東1)はインテリア事業、編織事業、産業資材・包材事業、アドバンストテクノロジー事業を展開している。18年3月期大幅増収増益予想で、19年3月期も収益拡大が期待される。株価は高値圏から反落したが、自律調整一巡して上値を試す展開が期待される。
■インテリア事業やアドバンストテクノロジー事業など展開
壁紙などのインテリア事業、防虫網などの編織事業、不燃シートや食品容器などの産業資材・包材事業、金属調加飾フィルムやPMMA/PC2層シートなどのアドバンストテクノロジー事業を展開している。18年2月にはタイに子会社を設立した。
■18年3月期大幅増益予想、19年3月期も収益拡大期待
18年3月期連結業績予想は、売上高が17年3月期比4.5%増の281億円、営業利益が32.4%増の18億円、経常利益が27.9%増の21億70百万円、純利益が44.4%増の16億円としている。半導体等装置関連事業の好調が牽引する。
インテリア事業、アドバンストテクノロジー事業の好調が牽引し、生産効率向上や原価低減の効果も寄与して大幅増益予想である。そして19年3月期も収益拡大が期待される。
■株価は自律調整一巡して上値試す
株価(18年4月10日付で東証1部に市場変更)は、4月9日高値1795円から利益確定売りで反落したが、1500円近辺で調整一巡感を強めている。4月20日の終値は1511円、前期推定連結PERは約9倍、時価総額は約168億円である。
週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインの形だ。自律調整一巡して上値を試す展開が期待される。(MM)