【銘柄フラッシュ】アイロムHDなど急伸しマイナンバー株は軒並みS高
- 2015/3/16 16:26
- 株式投資ニュース
16日は、前週後半に日経平均の1万9000円乗せなどを牽引したファナック<6954>(東1)が0.6%安の小反落となり、花王<4452>(東1)も朝方に高値を更新した後は伸び悩んで0.7%安となるなど、このところのけん引役が一服となった。東洋ゴム工業<5105>(東1)は免震ゴムの性能基準未達問題などにより朝方にストップ安の18.0%安となったが、後場は小戻したまま売買交錯となり12.5%安だった。
中で、アイロムホールディングス<2372>(東1)がiPS細胞の増産報道などを好感して13.3%高と出直りを強め、上場投信を除けば東証1部の値上がり率トップ。一正蒲鉾<2904>(東1)は株式分割の発表などが好感されて10.4%高、ぐるなび<2440>(東1)はバークレイズ証券による目標株価の引き上げなどが言われて8.7%高の高値更新となり、オイレス工業<6282>(東1)は東洋ゴム工業の代替需要を連想などとされて4.6%高となり高値を更新した。
引き続きマイナンバー制度への期待から連想買いなどが強く、ITBook<3742>(東マ)は17.2%ストップ高、ジャパンシステム<9758>(JQS)は18.8%ストップ高、ULSグループ<3798>(JQS)は23.3%ストップ高となった。また、ラクーン<3031>(東マ)は銀行持株会社の業務範囲拡大などに期待とされて8.9%高と高値を更新し、