メディアドゥHDは「海賊版サイトに対するブロッキング」に期待根強く続伸
- 2018/4/25 09:55
- 株式投資ニュース
■今期の業績予想は「海賊版サイトの閉鎖または無効化効果を判断」と保留中
メディアドゥホールディングス<3678>(東1)は25日、続伸基調となって出直りを強め、取引開始後に7%高の1849円(118円高)まで上げている。電子書籍などを展開し、引き続き、NTT<9432>(東1)、NTTドコモ<9437>(東1)などが23日付で、「海賊版3サイトに対してブロッキングを行う」と発表し多ことなどが材料視されている。
また、24日の取引終了後、4月13日に発表した2018年2月期決算短信〔日本基準〕(連結)の一部訂正を発表。訂正箇所は1株純資産額や期中平均発行株数などで、しかも小幅な修正だが、訂正箇所の前後の文言に「配当性向33.3%」などとあり、あらためて株主還元姿勢などを評価し直す様子もある。決算発表では、今期の業績見通しや配当予想について、「海賊版サイトの閉鎖または無効化が連結業績に与える改善効果を判断し、合理的に予測可能になった時点で公表いたします」としただけに、NTTグループの姿勢に期待する様子は強いようだ。(HC)