【株式市場】NYダウ続落し日経平均は一時197円安となるが好業績株などは強い

株式

◆日経平均は2万2134円17銭(143円95銭安)、TOPIXは1761.62ポイント(8.13ポイント安)、出来高概算(東証1部)は7億473万株

チャート14 25日(水)前場の東京株式市場は、NYダウの424ドル安を受けて株価指数の先物が先行安し、日経平均は159円安で始まった。ただ、米金利の上昇を受けてドル高・円安が進み、1ドル109円台に入ったこともあり、その後は75円79銭安(2万2202円33銭)と197円36銭安(2万2080円76銭)の間で推移。前引けは143円95銭安となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均とも軟調。

 鉄建建設<1815>(東1)が活況高となり、業績見通しと配当予想の増額などが好感され、正興電機製作所<6653>(東2)は第1四半期決算が好感されてストップ高。ジャストプランニング<4287>(JQS)は第1四半期(2~4月)好調との見方がありストップ高。上場4日目のHEROZ(ヒーローズ)<4382>(東マ・売買単位100株)は一転、売り気配のままストップ安の3万5000円(7000円安)。

 25日は2銘柄が新規上場となり、ベストワンドットコム<6577>(東マ・売買単位100株)は公開価格4330円に対し71%高の7410円の買い気配。まだ初値はついていない。アイペット損害保険<7323>(東マ・売買単位100株)は10時45分に公開価格2850円を58%上回る4500円で初値がつき、その後4640円まで上げて前引けは4065円となった。

 東証1部の出来高概算は7億473万株。売買代金は1兆2301億円。1部上場2083銘柄のうち、値上がり銘柄数は861銘柄、値下がり銘柄数は1096銘柄となった。(HC)

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