キュービーネットホールディングスはヘアカット専門店をチェーン展開
- 2018/4/26 06:37
- 株式投資ニュース
キュービーネットホールディングス<6571>(東1)は、18年3月東証1部に新規上場した。ヘアカット専門店をチェーン展開している。18年6月期増収増益予想である。株価はやや小動きでモミ合う形だが、IPO後の落ち着きどころを探る段階だろう。
■ヘアカット専門店「QB HOUSE」をチェーン展開
18年3月東証1部に新規上場した。時間産業のパイオニアとして、低価格・短時間のヘアカット専門店「QB HOUSE」をチェーン展開している。海外(シンガポール、香港、台湾、米国)への展開や、顧客層拡大を目指した新ブランド「FaSS(ファス)」の開発を推進している。
■18年6月期増収増益予想
18年6月期の連結業績(IFRS)予想は、売上収益が17年6月期比6.2%増の190億90百万円、営業利益が14.1%増の17億14百万円、税前利益が15.0%増の16億31百万円、親会社所有者帰属当期利益が7.5%増の11億円としている。
第2四半期累計は売上収益が96億14百万円、営業利益が9億30百万円、税前利益が8億88百万円、親会社所有者帰属当期利益が5億94百万円だった。概ね計画水準のようだ。
なお国内店舗売上高(速報値)によると、18年3月は全店108.6%、既存店105.9%だった。そして17年7月~18年3月累計は全店105.9%、既存店103.2%と好調に推移している。通期ベースでも好業績を期待したい。
■株価はIPO後の落ち着きどころを探る段階
株価(初値3月23日2115円)はやや小動きで、2000円~2300円近辺でモミ合う形だ。4月25日の終値は2104円、今期予想連結PERは約23倍、時価総額は約252億円である。IPO後の落ち着きどころを探る段階だろう。(MM)