ファイバーゲートは住宅総合アフターサービス企業

株式市場 銘柄

 ファイバーゲート<9450>(東マ)は、18年3月東証マザーズに新規上場した。Wi-Fiソリューションの総合サービス企業で、18年6月期は2桁増収増益予想である。株価はやや乱高下の形だが、IPO後の落ち着きどころを探る段階だろう。

■Wi-Fiソリューションの総合サービス企業

 18年3月東証マザーズに新規上場した。Wi-Fiソリューションの総合サービス企業で、レジデンスWi-Fi事業(マンション・アパート向け無料インターネット接続サービス提供)を基盤として、フリーWi-Fi事業(店舗・商店街・商業施設向けフリーWi-Fiサービス「Wi-Fi Nex」提供)も展開している。

■18年6月期2桁増収増益予想

 18年6月期連結業績予想は、売上高が17年6月期比31.1%増の36億53百万円、営業利益が11.8%増の4億02百万円、経常利益が11.1%増の3億71百万円、純利益が15.0%増の2億40百万円としている。

 第2四半期累計は売上高が17億40百万円、営業利益が2億73百万円、経常利益が2億58百万円、純利益が1億64百万円だった。利用者の増加でレジデンスWi-Fi事業が計画超となり、通期予想を上方修正した。通期ベースでも好業績が期待される。

■株価はIPO後の落ち着きどころを探る段階

 株価(初値3月26日2388円)は4月4日の高値3365円から反落し、3月26日の安値2010円近辺まで水準を切り下げた。やや乱高下する形だ。4月25日の終値は2217円、今期予想連結PERは約35倍、時価総額は約106億円である。IPO後の落ち着きどころを探る段階だろう。(MM)

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