東京エレクトロンは今期も2ケタ増収増益の見込みとし大きく出直る

株式市場 銘柄

■半導体製造装置などを取り巻く設備投資は好調に推移する見込み

 東京エレクトロン<8035>(東1)は26日、大きく出直って始まり、取引開始後に9%高の2万1180円(1765円高)と上値を追っている。25日の取引終了後に2018年3月期の連結決算を発表し、今期・2019年3月期も2ケタ増収増益の見込みとし、注目が再燃している。

 18年3月期の連結決算は、売上高が前期比41.4%増加し、営業利益は同80.6%増加するなど大幅に拡大した。今期の見通しも、主力の半導体製造装置などを取り巻く設備投資は好調に推移する見込みとし、連結売上高の見通しを前期比24%増の1兆4000億円、営業利益を同30%増の3660億円、純利益は同32%増の2700億円、1株利益は1645円20銭とした。(HC)

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