【株式市場】好業績株など強く日経平均は朝安のあと切り返し一時56銭高

株式

◆日経平均は2万2479円28銭(11円41銭高)、TOPIXは1773.72ポイント(3.51ポイント安)、出来高概算(東証1部)は9億3316万株

チャート4 5月1日(火曜)前場の東京株式市場は、NYダウの2日続落などが手控え要因になった半面、米国で月曜日に発表されたシカゴ購買部協会景気指数などの景気指標を受けて円安基調になったことなどが支援要因になり、日経平均は朝方の56円44銭安(2万2411円43銭)を下値に持ち直した。日立製作所<6501>(東1)が営業利益の連続最高予想などを材料に高いなど、好業績株が強く、日経平均は11時過ぎには20円64銭高(2万2488円51銭)まで上げて続伸基調となった。連休の谷間とあってTOPIXやJPX日経400は安いが、日経平均は前引けも堅調で11円41銭高(2万2479円28銭)。東証2部指数は高く、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は安い。

 ソフトバンクグループ<9984>(東1)が活況高となり、好業績株や材料株の売買が活発で、日本カーボン<5302>(東1)は第1四半期決算と今12月期の業績予想の増額などが好感されてストップ高。セーラー万年筆<7992>(東2)も今12月期の大幅増益予想が見直されて急伸。アスカネット<2438>(東マ)は空中結像装置用プレートの量産化メド発表が注目されて急伸。京写<6837>(JQS)は3月決算発表で今期の2ケタ増益見通しを示し大きく出直った。

 東証1部の出来高概算は9億3316万株。売買代金は1兆4736億円。1部上場2083銘柄のうち、値上がり銘柄数は793銘柄、値下がり銘柄数は1190銘柄となった。(HC)

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