東京都競馬は後場一段高、ネット投票システム好調で第1四半期の売上高11%増加

株式市場 銘柄

■営業利益は前年同期比26%増加し全体に2ケタ増収増益

 東京都競馬<9672>(東1)は1日の後場、一段高となり、14時にかけて10%高の4635円(425円高)まで上げて2018年1月につけた2013年以来の高値4635円に顔合わせとなった。4月27日の取引終了後、第1四半期の連結決算(18年1月~3月)を発表し、売上高が前年同期比10.7%増加し、営業利益は同26.4%増加し、全体に2ケタの増収増益になったことなどが注目されている。

 第1四半期は、「SPAT4」(スパット・フォー:競馬のインターネット投票システム)を経由した売り上げが引き続き好調を継続したほか、倉庫契約変更にともなう違約金特別利益があり、純利益は同61.3%増の7.47億円となった。12月通期の業績見通しは据え置き、純利益は前期比16.4%減の33.9億円、1株利益118円70銭。ただ、減益そのものは株価に織り込まれている様子だ。(HC)

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