【株式市場】TOPIXは小安いが投資信託の買い観測などいわれ日経平均は3日続伸

株式

◆日経平均は2万2508円03銭(40円16銭高)、TOPIXは1774.18ポイント(3.05ポイント安)、出来高概算(東証1部)は17億7167万株

チャート4 5月1日後場の東京株式市場は、投資信託の買い観測が言われるなど、連休の谷間にもかかわらず機関投資家が動いているとされ、ソフトバンクグループ<9984>(東1)が引き続き米移動体通信子会社の合併により有利子負債が大きく軽減との見方などから強い値動きを継続。TOPIXやJPX日経400は軟調だが、日経平均は時間とともに強含み、大引け間際に48円42銭高(2万2519円45銭)まで上げて続伸となった。東証2部指数は高く、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は安い。

 後場は、13時30分に3月決算と今期見通しを発表したエステー<4951>(東1)が急動意となり、ベガコーポレーション<3542>(東マ)は今期の2ケタ増収増益見通しなどが好感されて高い。アルテ サロン ホールディングス<2406>(JQS)は1日の四半期決算発表に期待が強いようで14時過ぎから一段高。

 東証1部の出来高概算は17億7167万株(前引けは9億3316万株)。売買代金は2兆8713億円(同1兆4736億円)。1部上場2083銘柄のうち、値上がり銘柄数は818(同793)銘柄、値下がり銘柄数は1198(同119)銘柄。

 また、東証33業種別指数は16業種(前引けも16業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、鉱業、海運、鉄鋼、石油・石炭、不動産、電力・ガス、陸運、小売り、医薬品、などとなった。(HC)

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