ヤマトHDは今期63%営業増益の見通しなど注目され2000年以来の高値

株式市場 銘柄

■宅急便は今期も総量コントロールを継続するが単価は改善傾向へ

 ヤマトホールディングス<9064>(東1)は2日、反発して始まり、取引開始後に2960.0円(153.5円高)まで上げて2000年以来の高値に進んだ。1日の取引終了後に2018年3月期の決算を発表し、今期・19年3月期の連結業績見通しを営業利益63%の増加などとし、注目が再燃した。

 発表によると、宅急便の取扱数量は今期も総量コントロールを継続するが、単価はプライシングの適正化により緩やかに上昇する想定で、2018年3月期と比べ増収を見込む。今期の連結業績見通しは、営業収益を1兆6000億円(前期比4.0%増)、営業利益を580億円(同62.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は360億円(同97.5%増)、1株利益は91円31銭とした。(HC)

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