【株式市場】個別物色の色彩強く日経平均は朝60円高だが前引けにかけては81円安

株式

◆日経平均は2万2436円46銭(71円57銭安)、TOPIXは1769.47ポイント(4.71ポイント安)、出来高概算(東証1部)は7億5555万株

チャート5 2日(水)前場の東京株式市場は、円相場が海外市場で1ドル110円に迫る場面があり、日経平均は先物主導で取引開始後に60円16銭高(2万2568円19銭)まで上げた。今期の大幅増益見通しを発表したヤマトホールディングス<9064>(東1)は活況高。ただ、その後は好業績株や材料株を個別に物色する雰囲気が強まり、日経平均は11時過ぎに81円48銭安(2万2426円55銭)まで軟化し、前引けも71円57銭安(2万2436円46銭)となった。一方、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 米アップルの決算発表を受け、スマートフォン部品の日東電工<6988>(東1)村田製作所<6981>(東1)などが朝から堅調にスタート。リアルワールド<3691>(東マ)はセブン‐イレブンのレジとセブン銀行のATMで銀行口座がなくても報酬を受け取れるシステム発表が注目されて一時ストップ高。エスプール<2471>(JQS)は連続最高益の見込みの好業績に加え障がい者雇用に関する法改正も材料視されて高値を更新。

 東証1部の出来高概算は7億5555万株。売買代金は1兆1726億円。1部上場2083銘柄のうち、値上がり銘柄数は935銘柄、値下がり銘柄数は1010銘柄となった。(HC)

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