ラックは後場一段と強含む、ASEANのサイバー防衛報道など材料視との見方

株式市場 銘柄

■業績は今期再び拡大するとの予想があり決算発表時の今期予想に期待が強い様子

 情報セキュリティなどのラック<3857>(JQS)は2日の後場寄り後に一段と強含み、1385円(46円高)まで上げて続伸幅を広げている。サイバー攻撃などの監視・運用などのほか、セキュリティ教育・訓練なども行い、東南アジア諸国連合(ASEAN)が「サイバー防衛、協力強化、日本の支援受け、専門人材育成、タイに拠点」(日本経済新聞4月28日夕刊)と伝えられ、材料視する動きがあるようだ。

 3月決算の発表はここ数年5月9日から11日あたりになっており、2月段階での会社側予想は、連結売上高が前期比7.8%増、営業利益は同0.1%増、純利益は同1.9%増の見込み。ただ、今期・19年3月期は再び拡大するとの予想があり、決算発表時の今期予想に期待が強いようだ。(HC)

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