ジャパンインベストメントAは第2四半期の見通し増額が好感され上場来の高値

株式市場 銘柄

■第1四半期の営業利益は前年同期の2.4倍に増加

 ジャパンインベストメントアドバイザー(ジャパンインベストメントA)<7172>(東マ)は7日、大幅続伸となり、10時にかけて13%高の4835円(550円高)まで上げて株式分割など調整後の上場来高値に進んだ。連休の谷間の2日に第1四半期決算(2018年1月~3月累計、連結)を発表し、営業利益が前年同期の2.4倍増加するなど大幅増益となり、6月第2四半期の業績見通しを増額修正。注目が集まっている。

 中核事業であるオペレーティング・リース事業の案件組成が順調に進み、顧客(投資家)からの強い需要を背景に商品の販売も好調に推移。第1四半期連結累計期間における業績は、概ね計画を上回って推移しており、第2四半期連結累計期間の業績予想を売上高は従来予想を29%増額し、純利益は同47%増額した。

 一部では12月通期の業績についても上振れる期待が出ているようだ。動き出すと値幅500円前後は軽く上がることが少なくないとされ、短期回転売買の資金流入が増加するとの期待も出ている。(HC)

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