【株式市場】円高基調だが好決算銘柄など強く日経平均は反発しTOPIXは続伸

株式

◆日経平均の終値は2万2508円69銭(41円53銭高)、TOPIXは1779.82ポイント(6.64ポイント高)、出来高概算(東証1部)は16億5580万株

チャート4 8日後場の東京株式市場は、引き続き円相場は強含んで始まったが、13時に決算を発表した三菱商事<8058>(東1)、13時30分に発表した住友商事<8053>(東1)が急伸し、海外企業の巨額買収の影響が注目される武田薬品工業<4502>(東1)は一段ジリ高。日経平均は14時半にかけてダレたものの底堅く、大引けは持ち直し気味になり反発した。TOPIXは2日続伸。東証2部指数は4日続伸し、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は3日続伸。

 後場は、アイティフォー<4743>(東1)が連続大幅増益の見込みなどへの注目が衰えず2日連続大幅高となり、マークラインズ<3901>(東2)は7日発表の前期決算と今期見通しの連続2ケタ増益などが注目されて出直り拡大。ディジタルメディアプロフェッショナル<3652>(東マ)は4月下旬にAIプロセッサー「ZIADV500」の提供開始を発表後に動意を強め二段上げ。新日本建物<8893>(JQS)は今期も大幅増益の見込みで一気に高値を更新。

 東証1部の出来高概算は16億5580万株(前引けは8億6511万株)。売買代金は2兆6427億円(同1兆2580億円)。1部上場2083銘柄のうち、値上がり銘柄数は1373(同1503)銘柄、値下がり銘柄数は632(512)銘柄。

 また、東証33業種別指数は25業種(前引けは29業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、水産・農林、その他金融、金属製品、電力・ガス、医薬品、銀行、ゴム製品、などとなった。(HC)

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