【銘柄フラッシュ】さが美GHDがTOBで急伸しフライトHDなどストップ高

株式市場 銘柄

 8日は、東証1部の値上がり率1位にさが美グループホールディングス(さが美GHD)<8201>(東1)が入り、ベルーナ<9997>(東1)によるTOB(株式公開買い付け、TOB価格は150円)発表を受けて150円まで26.1%高となり大引けは149円の25.2%高。

 2位は椿本興業<8052>(東1)の15.7%高となり、前3月期の34%連結営業増益に続き今期の見通しも20%増益の見込みとしたことなどが好感されて一時ストップ高の21.0%高。

 3位は三菱ロジスネクスト<7105>(東1)となり、前3月期の全般減益に対し今期の見通しは35%連結営業増益などと大幅な増益見込みとしたため注目されストップ高の15.5%高。

 ぷらっとホーム<6836>(東2)は5月11日の3月決算に期待が再燃とされ、過日の報道で上場基準の緩和・多様化の可能性が伝えられたことなども追い風とされてストップ高の17.7%高と連日大幅高。フライトホールディングス(フライトHD)<3753>(東2)は三井住友カードとの包括加盟店契約の発表を受けて三井住友銀行のキャッシュレス決済化という大事業に参加できる期待が広がりストップ高の17.4%高。

 メドピア<6095>(東マ)は大幅増益決算などが注目されて急伸し15.8%高。ディジタルメディアプロフェッショナル<3652>(東マ)は4月下旬にAIプロセッサー新製品の提供開始を発表後に動意を強め、このたび二段上げ相場が始まったとされて再び出直りを強め12.9%高。

 太陽工機<6164>(JQS)は第1四半期が大幅増益となり今12月期の業績・配当予想を増額したことが注目されストップ高の18.2%高。新日本建物<8893>(JQS)は全3月期の連結営業利益40.1%増加に続き今期も32%増加の見込みとしたことなどが言われて9.1%高となり2013年以来の高値に進んだ。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る