アイ・オー・データ機器は6月通期の見通し増額が好感されて急伸
- 2018/5/11 10:19
- 株式投資ニュース
■メモリやストレージ、液晶モニターなど計画を上回る推移
アイ・オー・データ機器<6916>(東1)は11日、急伸して始まり、買い気配のあと16%高の1301円(180円高)で始値が付き、大商いとなっている。10日の取引終了後、第3四半期の連結決算(2017年7月~18年3月累計)と6月通期見通しの増額・増配を発表。注目された。
第3四半期の連結営業利益は前年同期比1.9%減少し、純利益も同7.9%減少した。しかし売上高は同15.9%増加。6月通期の見通しは、メモリやストレージ、液晶モニターを中心に販売が好調に推移していることや為替効果などにより、売上高は前回予想を2.8%増額して545億円の見込みとし、営業利益は同35.0%増額して27億円の見込みに、純利益は同37.0%増額して18.5億円の見込みに見直した。増額後の予想1株利益は144円61銭とした。(HC)